ふと気付いたことがある。

それは、本を読む上で「はじめに」が1番大事な部分なのではないか?ということ。

今まで、目次をざっと読んで、該当箇所だけつまみ食いのように読むことが多かった。明確に知りたいことやテーマが先にあり、情報収集するならその読み方が最適かもしれない。

だけれども、その読み方だと自分の既にある関心や興味の範囲内でしか情報を受け取れない。その時の自分にとって気が向く内容しか受け取れず、結果として賞味期限が短い情報になってしまう。

「はじめに」をじっくりと読んでみると、著者のスタンスが掴めてくる。著者がどういう捉え方をしているのか、どういう問題を提起したいのか、前提となっている考え方や背景を知ることができる。

著者の捉え方を自分の中に取り入れると、世の中に向ける自分の視点も変わってくる。本に書かれていないことまでも、自分の学びに繋げることができるパワーを「はじめに」は秘めているのだ。

本の読み方に正解なんてものはないと思うが、「はじめに」を軽視しすぎていた。読む度に違う発見を与えてくれる感覚が多かったのは、きっと筆者の気持ちになり切れていないということでもあるのだろう。

「はじめに」からはじめてみよう。