プレイフルに生きていく

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date
Mar 25, 2025
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boyaki
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10日近く、群馬県の片品村の古民家で暮らして僕のテーマが決まった。というか、自分が心からやりたかったことに、ようやく気付けた。
  1. 拠点を持って、仲間と一緒に地域を盛り上げていくこと
  1. 表現し続けること、自分なりに伝えること
  1. 文化を中心とした、地域活性化のモデルケースをつくること(結果的に)
この3つだなと思った。そして、その全てができる、環境が群馬県の片品村にはあると確信した。結論から言うと、近いうちに(2-3ヶ月以内)片品村へ引っ越しをして、温泉旅館で働きます。
温泉旅館にはあらゆる資源がある。湧き出る源泉、キャンプ場、大広間、川、旅館、食堂、そこに集まる人。これらを組み合わせて無限に面白いことができる。地域のハブとなっているし、可能性しか感じない。
温泉旅館の調理場にての一枚
温泉旅館の調理場にての一枚
滞在先の主であるNackさんは世界一のアーティストになるという目標を掲げて、日々発信に熱心に取り組みながら、アートや音楽や健康を組み合わせて企画をつくっていたり。南さんは腸と食に興味を持ち、献立を考えて食材を揃えるところから食堂に立っていたり。それぞれのやりたいことを追求して掛け合わせている。
滞在していた古民家での風景
滞在していた古民家での風景
片品村に訪れる前に白樺湖にいってきた。白樺湖で地元に愛されていたが閉じてしまった温泉を立て直すプロジェクト現場に同行させてもらった。地域の交流拠点でもあり、盛り上げる中心地としての可能性を感じていた。そのなかで、片品村で出会った温泉旅館は、その先をまさに走っていた。
白樺湖の湖畔にある宿での団欒のひととき
白樺湖の湖畔にある宿での団欒のひととき
ざっくりと(あえて言うなら)「ローカル」や「コモンズ」「小さな経済圏」なんかに興味があったけど、いくら本を読んだり、人にお話を伺ったところで頭でっかちになってしまう。別に批評家になりたい訳ではないのに。あくまで自身が地域に根を張って、経験に裏付けられた知識や学びをたくさんしていきたいなと。
仕事の関係もあり地域の方々とたくさんお話しする機会があった。そこから学んだ最も大きいことは決して「地方創生」や「地域課題」なんて意識している訳ではなく、限りある資源を組み合わせて「どのようにして面白いことができるか、楽しめるか」をとことん追求する姿勢だ。
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遊び心を忘れず、自身が一番楽しめていないと、コミュニティ、地域のことも何も始まらない。自分を満たすことが、誰かを満たすことにもなって、地域やコミュニティにも伝搬していくのだろうなと。その結果が地域の課題解決や地方創生に繋がってくる。
イシュー(課題)ドリブンではなく、プレイフル(遊び心)ドリブン。とことんありのままに、自分勝手に、楽しいことを追求し続ける。しばらくは、ローカルに潜って、そういう生き方をしてみようと決めた。
冬から春の移ろいを五感で感じながら過ごした、とっても良いリトリート期間だった。ちょうど雪解けのタイミングと重なったように、自分に積もっていた雪が解けたような気分。こうできる環境と数々の巡り合わせに、改めて感謝です。ありがとう。
ということで、片品村に移住して温泉旅館で働きます。これからも変わらずよろしくです。
遊びに来てね。
滞在先の縁側から雪解けの一枚。こちらに住まわせてもらう予定です。
滞在先の縁側から雪解けの一枚。こちらに住まわせてもらう予定です。
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動画でもまとめてみました
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突如開催された即興セッション。まさにプレイフル。video by Nackさん

© yokinist

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