文化的疎外感の先に

みんなが共有する文化の中心から、少し離れているところにいると感じることが多い。

天邪鬼な性格もあり、話題になればなるほど、そこから遠ざかろうとしてしまう自分がいる。漫画の話題になれば、知らないタイトルが飛び交い、アニメやゲームの話になれば、共有された記憶の中に入れない。芸人の名前が出ては、みんなが笑う瞬間に一拍遅れる。カラオケも楽しめないし、歌えうる曲すらない。

人が増える途端に、共通の話題で盛り上がる輪の外側に追いやられたような気持ちになる。その度に、自分の好みは少し違う方向を向いているのだと、心が縮こまる。

でも最近は、違う見方ができるようになった。みんなが夢中になれるものには、きっと私の知らない魅力がある。楽しそうに語っている人に眼差しを向け、何にそんなに心を揺さぶられるのだろう、と知りたいと思えるようになった。それは寂しさとも違う、どこか新しい扉を開けるような気持ちに似ている。


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